ガラケー無料交換プログラムで無印ホワイトプランを維持する方法
ガラケー無料交換プログラムで無印ホワイトプランを維持する方法というふうにタイトルを書きましたが、私自身は情報不足で交渉失敗していることに注意ください。生半可な武装ではソフトバンクの代理店にやられます。
強敵ですので、きちんとソフトバンクの公式情報を集めて対抗しましょう。
ソフトバンクのガラケー無料交換プログラムを利用した経緯
シャープ製携帯の不具合がきっかけでした。ソフトバンクは、シャープ製の一部携帯電話において2016年1月1日以降、正しい時刻表示ができなくなると発表しました。発着信履歴やメールの送受信時間等も正しく表示できないとしており、正しい時刻を使いたいユーザーに対しては機種変更を推奨しています。 (engadget)
両親が揃って不具合の出る機種に該当。
正直リコールもののミスでは? とシャープに問いたいところですが、シャープもリストラでそれどころではなさそうな状況なので、利益につながらないサービスはしないでしょう。
こうなると、受身の姿勢ではどうにもならないでしょうから、
買い換えないといけません。
選択肢は、
- 白ロムを購入し、simを入れ替える。
- 機種変更する
もしこれが、私一人の問題なら、「中古白ロム購入」で話は終わりなのですが、これは私の両親の問題なので、少しややこしいのです。
機械の扱いは得意ではない父母に、アドレスなどの入れ替えをさせるのも難儀で、
その上、「新品じゃないと嫌」という性格の人たちなので、中古白ロムという選択肢が取りにくい。
(私の感覚では、第一子に生まれた人たちはどうも中古のものを嫌う傾向がある気がします。私の両親は両方と第一子。私は第一子ではないので、このへんの感覚にはいつもズレを感じます。)
また、変更する機種を実際に手にとって気に入ったものを選ぶことを欲する人々でもあるので、私が選んだ白ロムでは不満を持つ可能性がありました。
ということで、ソフトバンクショップで機種変更するのが一番面倒が少ないかったのです。
もし自分一人だけがソフトバンクと契約しているなら、白ロムを購入されるのが断然面倒が少ないと思われます。
情報武装なき突撃
リコールがない代わりに、どうやらソフトバンクは「ガラケーの無料交換プログラム」を展開している模様です。SoftBank 3G(携帯電話)を60ヵ月以上ご利用中のお客さまが、対象のガラケーに無料で交換できるプログラムです。(ソフトバンク公式HP)
このプログラムは、手数料のみで機種変更できるプログラム。これだけ見ると太っ腹です。
長期契約者にとうとう目を向けてくれたのか、と思われるひともいるかもしれませんが、どうも怪しいです。
いろいろなネット上の情報を調べると、
ホワイトプラン(無印)からホワイトプランRに変更させられたという話がボロボロ出てきます。
では実際どうなのでしょうか。
公式HP上ではなんらの説明がなされていませんが、ソフトバンクのカスタマーサービス担当者は「ガラケー無料交換プログラムでは、無印ホワイトプランを継続することが可能」としています。
@wrench_e09 小松です。24ヶ月間の契約期間が無いホワイトプランをご利用とのことですね。「ガラケー無料交換プログラム」で機種変更を行っていただいた場合、現在ご利用のホワイトプランを継続することは可能ですので、ご安心くださいませ。
— カスタマーサービス担当 (@SBCare) 2015, 8月 13
実際、ネット上では無印ホワイトプランのままで大丈夫だった、という声もあります。
しかし、私はこの公式情報をキャッチできず、代理店の策略によってホワイトプランを継続することに失敗してしまいました。
代理店は詭弁屋だと思え
代理店に機種変更を頼んだところ、「当店には在庫がないので、他の店舗からの取り寄せになります」と言われて、数日待たされることに。このとき、「機種変にプランの変更とか必要ですか?」と聞いたところ、「ホワイトプランのままで大丈夫ですよ」という返事があったので安心していました。
しかし、指定した機種が入荷し機種変更する当日になると、
「ホワイトプランRへの変更が必要です」と言われてしまいました。
「プランは変わらない」といったのは、ホワイトプランとホワイトプランRは同じ月額料金だからかわらない、という意味で言ったらしく、謝られました。
しかし、少し納得出来ないので、プラン変更する際に、何度も「無印のままではできないのか?」と念を押しましたが、「できない」の一点張り。
こちらも、上記の公式ツイッターを見つけることができずに突撃し、持っていた情報は真偽不明の某掲示板の「ホワイトプランのまま機種変更が可能」というものだったので、結局根負けしてしまいました。
(新品の白ロム2つ分と契約解除料が同じくらいか少しプラスが出る感じだったので、もういいや、と思ってしまった)
思えば、「『できない』というのは、代理店としてできないという意味です」みたいな言い訳も代理店は用意していたのかもしれません。
はっきり言って、ガラケーの無料交換プログラムは代理店にとってメリットはないでしょう。
一方おそらくプラン変更に対しては報酬がある。
嘘がバレると客は帰ってしまうけれども、損はしない。
嘘がバレなかった時には報酬が得られる。
結果、経済的合理性を考えると、嘘をつくのが当然ということになります(嘘をついた時の期待値は常に黒字)。
なので、ソフトバンク代理店が間違えたふりをして嘘をつくのは合理的経済人としての行動ですね。
私としては、在庫を取り寄せてもらったことに、日本的義理を感じてしまい、それが根負けの理由の一つになりましたが、よくよく考えれば、ソフトバンク代理店は、合理的に動くのみで日本的な情緒なんてないわけです。義理を感じる必要性はなく、相手にとって「鬱陶しい客」にならないと、カモられます。代理店ははじめからこちらを顧客とは思っていないのですから。
公式の情報を持って毅然とした態度で挑もう
「ガラケー無料交換プログラムでは、無印ホワイトプランを継続することが可能」いざとなれば上記の公式ツイートを示せるよう準備をして受付に挑みましょう。
それでも拒むなら、「ソフトバンクの本社に問い合わせてください」と言いましょう。
私達顧客側が間違ったことを言っているのではなく、ソフトバンクの内部で意見が違っているのだから、それを正すのは当たり前の話です。
それでも嘘を突き通された場合には、その代理店は最悪なので、椅子から立って帰りましょう。別のところに行きましょう。
嘘をいうメリットの少ないソフトバンク直営店がいいでしょう。
東京大阪名古屋福岡など大都市のど真ん中にはあります。
旅行や出張のついでに行けるならそのほうがいいでしょう。
もっとも、直営店は少ないので、まともな代理店を探すことになりそうですが。
それにしてもソフトバンクの代理店の評判は、よくないですよね……。
綱紀粛正を図ってほしいところですが、無理でしょうね。
[スポンサーリンク]
[スポンサーリンク]