【MVNO初心者の落とし穴】100Mbpsは100MBのデータが一秒！？それ誤解！
インターネットの回線を契約する際に気になる数値といえば、回線の速度。
他の条件が同じなら、回線の速度が速ければ速いほど、快適なインターネット環境となります。
光ファイバーは「１Gbps」、４ｇLTEやそれを利用するMVNOは「 150Mbps 」という速度が出ると宣伝していますが、このbpsという単位について誤解している人が多いように思います。
私も長らく誤解をしていて、「インターネットなんてMVNOで３Mであれば快適に違いない。一分待てば１００MBのデータを落とせるんだから」と勘違いしていました。
なにが間違っているのか。
単位が間違っています。
このインターネットの速度を表すbpsは「bits per second」の略で、「1秒間に何ビット転送できるか」という意味です。
一方、普通のファイルのサイズは、Bで表されますが、これはbyte（バイト）であって、ビットとは違う単位です。
そして、biteとbyte、一字違いで大違いで、１bite＝1/8byteとなります。
つまり、１００Mbpsという速度をBに直すと、12.5MBpsという数値になります。
一秒間に12.5MBしか、ダウンロードできません。
MVNOを選ぶとき勘違いしないように
よく、MVNOの定額無制限プラン（たとえばぷららなど）が「遅い」と言われることがあります。
大体上り下り3Mbpsくらいの回線ですが「遅い」と思われる理由の一つに、このbps/Bps勘違い問題も絡んでいる可能性もあります。
３Mbps＝375KBpsですからね。３MBpsと思っている人が使えば、「遅い」と思うのは当然です。
また、初めてMVNOを選ぼうとする人で「低速200kbpsで十分でしょ」と考えている人は、一度「200kbps＝２５KBps」と認識しているか見なおしたほうがいいと思います。
もちろん、使ってみて体感で「これで十分」と思うのならそれは正しいですよ。
私も低速ですが、体感では不満はないですから。
ただ、ずっと誤解をしていて「あれ？なんでダウンロードにこんなに時間がかるんだろう」って思うことがあったので、記事にしました。
インターネット回線をMVNOに変えて固定費圧縮（ミニマム化）をしようと考えている人の一助になれば幸いです。
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