ブログ村はリンクファームか?SEOに不利?惜しいけれどブログ村のランキングから外れることにした
リンクファームはブラックSEOの一つ
SEOとは検索エンジンの最適化のことで、要は、ネット検索を使う人にグーグルなどを経由してウェブサイトに来てもらえるようにすること。グーグルの検索結果一位になれば、たくさんのアクセスが見込まれるので、かつてはそれを目指してシステムの穴を突くようなSEOが跋扈していました。
現在では、グーグルも賢いソフトを開発し、このようなシステムの穴を突くものはブラックSEOとしてペナルティを科しています。
このブラックSEOには、リンクファームというものがあります。
外部からのリンクをたくさん受けているサイトは優れたサイトである、とグーグルが判断していた時代に、「じゃあ外部からのリンクを相互にたくさん受けられるようなサイトを作ればいい」ということで、作られたサイトです。
このようなリンクファームはそれ自体がペナルティを受けるだけでなく、そこからリンクを受けているサイトもペナルティを科されるので、今では廃れているSEO技術です。
ブログ村はリンクファームか?
この外部からのリンクを相互にたくさん受けられるようなサイトという定義を見ると、ブログ村などのランキングサイトもその定義に該当します。ただ、どうもブログ村やブログランキングなどは、このリンクファームに該当しないと考えられているのか、グーグルからのペナルティは受けていないようです。
だとしたら、ブログ村のランキングからこのサイトが外れる必要など内容に思えますし、私もそう思っていました。
けれども、ウェブマスターツールを使ってグーグルにインデックス登録済みのページを見てみると、100ほどあった登録済み数が、記事を更新した途端わずか2日で、50まで減少しているとの報告がありました。
これは明らかにおかしな現象です。そして、そのきっかけが記事更新によるものでした。
記事自体はいつもどおりの普通なもので、仮におかしなものがあったとしてもその該当ページだけの問題となりそうなのに、一気にサイト全体に影響が出ていることを考えると、何かしらのペナルティがサイト全体に課されたと考えるのが自然です。
ということで、容疑者の一人として浮上したのが、ブログ村からのリンクです。
ブログ村からリンクを受けているサイトはたくさんあります。そして別にペナルティを受けたというサイトはあまり聞きません。
ですから、もしかしたら無実で無関係かもしれません。
ブログ村は「リンクファームではない」。としても将来的にはわからない
長期的に見ると、ブログ村がいつかリンクファームに正式に認定される可能性は低くないと考えています。なぜなら、ブログ村自体が何かしら新たな付加価値を生んでいるとは思えないからです。
もちろん、できたばかりのブログにとっては、アクセスを与えてくれるブログ村はとても頼りになるサイトです。サイト更新意欲を与えてくれます。
コミュニティとしての実態も、カテゴリによってはきちんとあるようです。
けれどもそれらはグーグルからわかりづらいものです。
また、それらはブうログ運営者にとってメリットとなれ、グーグルの利用者にはあまり関係ありません。
とすると、将来的にブログ村がリンクファーム扱いされる可能性は決して低くはないと思われます。
名残惜しいけれど、ブログ村から外れることにする
ブログ村からのアクセスは決して少なくはありません。そこからのアクセスが絶たれるのは少しもったいないです。記事の少ない時期にアクセスを流してくれた恩のようなものも感じています。
ですが、以上のことを考えると、一旦ブログ村のランキングから外れることにしました。卒業です。
ありがとう、ブログ村。
さよなら、ブログ村。
追記(この記事投稿の翌日)
2つの施策を行ったところ、インデックス登録済み数が急回復。ひとつはこの記事にある通り、ブログ村から撤退することで、
もう一つは、あるサイトから無意味に100個ほどリンクされていたので、そのリンクをサーチコンソール(ウェブマスターツール)で否認したことです。
結局、ブログ村の影響だったのか、それとも外部リンクによる影響だったのか、不明です。
ともあれ、インデックス登録済み数が回復してよかったです。
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