英語のリスニングをし過ぎるとヘッドホン難聴になるかもよ
イヤホンやヘッドホンをして通勤通学中、音楽や英語のリスニングを聞いている人は多い。
けれども、油断していると難聴になるから注意が必要です。
難聴は治りにくい障害
難聴は、一度なるとかなり治りにくい病気だ。ゴーストライター問題で揺れた佐村河内守が記者会見で「耳は治った」というのが眉唾なのはそういうことだから。
騒音は、内耳にある蝸牛(カタツムリのような形をした聴覚器官)にダメージを与える。長期にわたって騒音にさらされると騒音性難聴になり、しかも蝸牛の中にある有毛細胞は新陳代謝しないため障害が一生残ってしまうこともある。http://www.tel.co.jp/museum/magazine/news/153.html
近所で大音量で音楽を鳴らしている人は、すでに難聴かも
ご近所トラブルで多いのは、騒音によるトラブルで、大音量で音楽を鳴らして周囲に迷惑をかける話はよく耳にする。そういう人ももしかしたら、大音量で音楽を聴きすぎたために、自覚なく難聴になってしまったのかもしれない。
単に苦情を入れるのではなく、相手の耳も心配して対処するのが大人かもしれません。
音楽ではなく語学学習で難聴に
知り合いに、英語のリスニングのし過ぎで、耳が少し遠くなってしまった人がいます。彼は「リスニングが聞き取れない=音が小さい」と考えて、音量を大きくしていたようです。
ただ、実際はリスニングが聞き取れないのは、音量の問題ではなく、情報処理能力が低いからでした。
もしこのことがわかるのが遅く、懸命に音を大きくして聴き続けていたら、難聴になっていた恐れがありました。
真面目であるほど難聴になるなんて、皮肉すぎます。
老人が耳が遠いのも、耳ではなく脳の問題かもしれない
年寄りもテレビの音をよく大きくします。ただ、本当に耳が悪いのかはきちんと検査するべきで、実際は脳が劣化しているせいかもしれません。
実際、年をとると若手の早い漫才が聞き取れない老人というのはたくさんいるのも、情報処理能力が乏しくなっているからでしょう。
また、時代劇などのストーリーの型の変わらないテレビ番組が好まれるのも、情報の処理が簡単だから。
ただ、英語の語学学習と異なり、日本語の処理能力が劣化しているとは気づきにくいのが厄介です。
情報処理能力の向上は、読むことでも改善する
情報処理は脳の問題だから、別に耳だけ使わなくても、目で読むことでも改善出来るはずです。例に出した知り合いも、英語学習を読む方にシフトすることで、リスニングの成績も伸びたそうです。
勉強するにしても、音楽を楽しむにしても、健康を害さないよう注意して行いたいものです。
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