カメラのSDカードのデータが消失したけど復旧できた。簡単すぎてむしろ怖い！
SDカードのデータが消失
ブログには写真を載せないようにしているのですが、写真がないとちゃんと書けない記事もちらほら出てきて、少しずつ写真を出すようにしてきました。
その時に使っているのがリコーのCX１というコンパクトデジカメ。
なかに８GのSDカードを入れていたのですが、先ほど写真撮ろうとしたら、
「フォーマットされていません。フォーマットしてください」
と表示されてしまいました。
一瞬何が起きたのかわかりませんでしたが、すぐSDカードのデータがすべて吹き飛んでしまったと思い、確認のため、パソコンに挿してみることに。
するとやはり、「フォーマットが必要」といわれ、データを読み込むことができなくなっていました。
SDカードの中にあったのは森永ラムネや郵便書簡、ジェットウォッシャードルツなどの写真で、すでに書いた記事をよりわかりやすくするためアップロードしようと思っていたもので、正直大したものじゃなく、旅行先などの大事な写真ではなかったのが不幸中の幸いでした。
もちろん、全くノーダメージというわけではなく、「SDカードの抜き方が悪かったのかなぁ」とおもったりしました。
ただ、悔やんでもデータは復旧しないと思い、カメラの言うとおり、すぐにフォーマットしてしまいました。
データ復旧ソフトZero Assumption Recovery（無料）がある
世の中には、SDカードその他メディアのデータを吹き飛ばす人が結構いて、同時に復旧ソフトなるものもちゃんと存在するようでした。Zero Assumption Recoveryという、優秀かつ無料のソフトの存在を知ったのは、フォーマットした後。
「ああフォーマットしてしまうなんて。なんて早合点をしてしまったんだろう」とがっかりしましたが、
「いや、早合点したと思うのが早合点では？」とダメ元で、Zero Assumption Recoveryを使ってみました。
フォーマット＝全消去ではない
フォーマットすると全データが消える。そんな風に思っていました。が、そんな思い込みをZero Assumption Recoveryは一瞬で払拭してくれました。
消えた上にフォーマットまで掛けたデータが、モリモリとみるみると復活していきます。
ただ少し不満なのは、撮影順に復活してくれるわけでないところです。
おろしたてのトランプを軽くシャッフルしたみたいに、連続している写真の並びの間に全く関係のない写真が入り込んでいたりします。
簡単に復旧できると思うと結構こわい
これまでフォーマットすれば、よほど特殊なソフトを使わなければ復旧できないと思っていましたが、私のようなド素人がフリーのソフトを使って簡単に復旧できてしまうとわかり、少し恐ろしく思いました。昨今、リベンジポルノのような恐ろしい話もあります。うかつな行動により人生が破壊されるリスクが高まっています。便利な道具があふれる現代の影の一面でしょう。
データ消去については甘く見ることなく、物理的破壊か無意味な動画ファイルによる完全上書きによる方法などきちんとした方法で行わなければいけないな、と思いました。
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