瞑想をはじめて2ヶ月が経過した結果
ケリー・マクゴニガルの『スタンフォードの自分を変える教室』に従って瞑想をはじめて二ヶ月が経過しました。本には、
研究では、瞑想の練習を8週間毎日続けたところ、日常生活において自己認識の度合いが向上し、脳で自己認識をつかさどる部分の灰白質の量が増えているのがわかりました。とあります。
8週間以上毎日瞑想している私に変化は訪れたのでしょうか。
これまでの課題はどうなったのか?
前回記事に書いたときには、いくつか課題が見えていました。- 姿勢がわからないこと、
- 雑念が断続的に湧いてくること。
- 効果がわからないこと
の3つです。
姿勢がわからないことは解消した
これまでは、姿勢がわからず、瞑想中やたら背中が痛くなり、雑念のレベルを超えて「背中痛い」という念が頭を占めることすらありました。
それが最近は、瞑想中痛みを感じることは少なくなりました。
姿勢を不動にする、というルールを今まで敷いてきましたが、それも撤廃しました。
実を言うと瞑想中徐々に体が前傾しているときがあり、当然ながら一定程度を超えるととんでもない姿勢になっていることがわかったからです。そうなると元に戻す必要が出るのですが、それにもかかわらず姿勢を動かさないというルールに縛られると、意識を集中すべき呼吸から意識が剥がれてしまいます。
姿勢に気を配ることを許すことで、姿勢に気を配る時間を減らした、というのが真相でしょうか。
背中の筋肉がついたり、痛みに慣れた、ということもあるかもしれませんが。
雑念は相変わらず湧いてくる
雑念が湧くのは相変わらずですが、それから呼吸への集中に意識を戻すまでの時間が短くなったように思えます。
そして、「集中できているな」と感じるホワワンとした感覚が増えてきました。
この感覚は結構快感に近くて、やみつきになりそうです。
こう感じられるようになった理由のひとつには、瞑想中「もっと主体的に瞑想したほうがいい」という雑念の声が聞こえたのが大きいと思います。
それまでは、受身の姿勢で瞑想をしていましたが、「せっかく10分時間をとって瞑想しているのだから、集中しないと勿体無い」と思うようになりました。
そのおかげか集中力がでて来たように思えます。
雑念のおかげで集中力が増すなんて、思いもよらぬ展開でした。
効果が見え始めた
4週間経過したころにはほとんど効果はみえませんでしたが、
この頃は、明確にわかる効果がひとつ、かすかに分かる効果が2つ見えてきました。
この頃は、明確にわかる効果がひとつ、かすかに分かる効果が2つ見えてきました。
明確にわかる効果は、大きな声では言えませんが、性欲が異様に減退すること。
ほんとうに減ります。ちょっと自分が心配になるほど減ります。
おそらくは、寝る前に瞑想をするのでそのために心が落ち着いたからではないか、と私は考えますがよくわかりません。
かすかに分かる効果は、日常生活においても雑念から本来のタスクに戻るまでの時間が短くなったということです。すぐに「あ、戻らなきゃ」という感じで戻れるようになりました。
もう一つは、呼吸が長くなったということです。
今までは瞑想時、「8秒吸って、8秒で吐く」リズムでしたが、今は「15秒吸って、15秒で吐く」というふうにゆっくりと呼吸するようになりました。少し肺活量が上がったかも。
なお、研究のような「灰白質が増加」する効果があったかどうかは、わかりません。
なお、研究のような「灰白質が増加」する効果があったかどうかは、わかりません。
瞑想についての感想自体が変わった
これまでは、自己コントロール力をつけるという目的のために瞑想をしてきました。
その目的は変わらないですが、最近では瞑想自体が楽しくなってきました。
夜の寝る前以外に瞑想をしたいなどと思わなかったのに、今では少し手持ち無沙汰な時間ができると「瞑想でもしよう」とか思うようになりました。
寝る前10分の瞑想タイムも短く感じられるようになり、15分にのばすか、検討しているところです。
[スポンサーリンク]
[スポンサーリンク]