日本人の3割は、湯シャンが合わない
シャンプーは洗いすぎるから、頭皮のためにはシャンプーをしないほうがいいという人がいます。それでお湯だけで洗う『湯シャン』というのを一部の人が実践しています。
ただ、数日で元のシャンプー生活に戻る人もかなりいます。
他の人に頭が臭いと指摘されるためです。
湯シャンは、自然派志向の人や節約志向の人が好むのでしょう。
ただ、日本社会はとても臭いに厳しいです。
ミニマリストに対しては、文化は余剰から、とか批判されることがありますが、それに対しては
別に迷惑をかけているわけじゃない、と突っぱねることができます。
しかし臭いを発して他の人に不快感を与える場合は別です。迷惑をかけています。
日本人のうち三割ほどは、あぶら症。湯シャンは合わない
脂症かどうかは耳垢でわかります。脂症は耳垢が湿るタイプです。私もこのタイプ。このタイプの場合、湯シャンに挑戦しても頭から臭いを放つ結果になります。
湯シャンでも「半年頑張れば体質が変わる」という人がいますが、眉唾です。
耳垢が湿るタイプかどうかは、ABCC11遺伝子で決定されています。
環境で左右されるとは思えません。
体質が変わるというより、普段の周りの人が臭いに慣れたか、口出ししなくなっただけです。
もっとも、体臭をこれほど忌避するのは東アジアだけのようですから(それの証拠にほとんどのワキガの論文は中国韓国日本産だ)、
「体臭を嫌う社会のほうがおかしい」
と言い切れば、湯シャンもいいかもしれません。私はまだ、その境地には至っていません。
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