コメントやリプライを断捨離

シンプルライフ 断捨離

ツイッターもしているのですが、結構見当違いなリプライを受けたり、真意と異なる受け止め方をされることがあります。
ツイッターは140文字以下しか書けないので書き手の表現不足、誤植なども大いにありえるけど、明らかな誤読も散見されます。私自身もたくさんそういうのをしていたはずです。

はてなブックマークというサイトでは、コメント欄のないブログや新聞記事に対する意見が載っていて、参考になることも多いですが、明らかな誤読もやはりよく見られます。場合によっては「記事は読んでないけど」という強烈なものもありますが。

どうして見当違いなコメントをしてしまうのか。




見当違いなコメントをする第一の原因は、文章を読めていないから。

人は自分と違う意見を見ると誤読します。曲解します。
これは心理学の実験でも観察されるようです。
このことは「Age of Propaganda」が詳しいです。

また、自分がすでに知っている内容の文章と照らしあわせて、「こういう話題なら、こういうふうな結論や流れになる」という先入観で読み進めることにより誤読もします。
文字の読めない子供が「ジバニャン」「ピカチュウ」と書いてある文字をそのイラストの力を借りて読むのと似ています。子供は文字を読んでいるのではなく、経験上イラストのそばにある字は「名前だ」とおぼえていて、キャラクターの名前を思い出しているだけです。
つまり、目の前にある文章を読んでいるのではなく、勝手に頭のなかで文章を新たに作り上げてそれを読んでいるわけです。

誤読は避けることができない。

大量の情報を摂取して、すべてを丁寧に処理する、なんてことはできません。
丁寧に読んでいても誤読するのに、ましてや急いで大量に読んで誤読しないわけがないのです。
誤読してそれから出力される意見は、発言者本人にとっても無意味なものです。

ならばコメントを控えるのが一番いい

これは何も考えるな、意見を持つなということではなく、意見をもつのは勝手だけど、それを公開することによる責任は自分で負わないといけないし、多くの場合それはハイリスクノーリターンです。
テレビのコメンテーターや新聞・雑誌上の評論家もリスクを負っていますが、それは報酬といいう形でリターンがあります。一方普通の一般人の場合には、そんなものはありません。
少なくとも、ツイッターや他の人のブログや掲示板でコメントすることによって得られるものはありません。
読む時間、書く時間、そして反応を待つ時間。そういった時間を消費することになりますが、果たしてそれに値する見返りはあるでしょうか。
どうしても言いたい。そういうときはまず、メモ帳に書いて、しばらく時間をおいて、そしてそれでもなお相手に言いたいときにだけ言えばいいのではないでしょうか。

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