中身の入ったスプレー缶の捨て方
洗面台の周りに、気に入らない匂いのデオドラントスプレーとか、整髪剤。残りはたっぷり入っていて、ついつい捨てずにとっておいていました。
でもこれ以上先延ばしにしていても仕方がないので遂にすてることにしました。
いきなり穴あけると、内容物が飛び散って危ないのでやめましょう。
手順を踏んで一つ一つ処理していきます。
用意するもの
1 まだ中身の入ったスプレー缶2 古着などの布(あるいは新聞紙)
3 ビニール袋(複数。手袋代わりに使うのが二枚。もう一枚は布を入れる)
4 穴あけ器
(5 ゴーグルやマスク)
なお、地方自治体によっては、「穴あけ」が必須のところと不要なところがあります。
たとえば、平成21年12月1日から川崎市は「穴あけ」は不要になりました。
処理方法については各自治体のウェブサイトなどで調べておきましょう
あとは布に向けてシューっとするだけ
簡単ですね。ヌレヌレになった布はビニールに包んで燃えるゴミに出します。スプレーが危険なのはガスが可燃性だからで、内容物を布に染み込ませて捨てても大丈夫です。
注意すること。
a) 屋外で行うこと。絶対に密室では行わないことb) 目や口に入らないよう注意すること。風向きもよく観察しないと吸い込んで咳き込むことになります。
c) 火気厳禁。可燃ガスの場合、爆発します。
スプレー缶による、ゴミ回収車の爆発事故は年に数件起きていて、社会的な損害は少なく無いです。きちんと処理して、迷惑のないようにしたいですね。
(参考) 全国でごみ収集車(パッカー車)の火災事故は年間四~五千件発生している可能性がある。ごみ処理施設の事故もしくは小火は日常的に発生しており、ハインリッヒの法則によれば三百件のヒヤリハットに一件の事故があると言われている。
年一件から数件は数億円の大事故になり、その原因は廃棄されたスプレー缶、ライターにあるのではないかと言われている。ガス抜きされていないスプレー缶(殺虫剤)をごみ収集車に収集した際、圧縮されてガスが噴出し、その時に何かの原因で発生した火花が引火、収集してあった他のごみに着火し出火することにより発生した可能性が指摘されている。参議院第176回国会(臨時会)質問第一九二号
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