実家の洗濯機が故障。ミニマリストなら捨ての一手だけど、マキシマリストは捨てないよ
実家の洗濯機が故障した!
東芝製のAW-60GLという機種で、新しくはない機種だ。母からの「あんたが家にいると何かしら壊れる」という謎の説教を受けながしながら、洗濯機の症状を見てみる。電源を入れてすぐ、コントロールパネル(ボタンが並んでいるところ)のランプが全部点灯。ブザーもけたたましく鳴り始めた。まごうことなき故障だった。
機械系の故障はだいたい再起動したら治る説、敗れたり
意外とアナクロな考えを持っているわたし。「叩けば治る」に似た、バカバカしい俗習を少しばかり信じているので、何度もコンセントを抜いたり挿したりして見た。
けれども洗濯機はピーピーピーと鳴るばかりで、一向に直る気配はなかった。
億劫な私。廃棄を提案。即却下。
説明書には、上記のような症状が出た時は「東芝のコールセンターに連絡してください」と書いてあるのだけれども、修理のための出張してもらっても有料だろうし、直るとも限らない。お金と時間だけ取られるのではないか、ということが頭によぎる。これまでも何度もエラーを吐き出して停止してきた洗濯機に、辟易とさせられてきた。
もっともエラーの原因は、親がたくさん詰めこみ過ぎたせいだったり、排水ホースが長すぎて排水失敗していたことだったり、責任は人間側にあるのだけれども、その原因をいちいち探らなくてはいけないのは結構大変なのだ。
それに加えて、大して洗濯物を入れていなくても、偏りが出てエラーが出ることもかなり多かった。
そういうわけであまりこの洗濯機に愛着も何もない私は「もう捨てたら?」と親に提案してみた。すると親は「何いってんの? コールセンターに電話してみるわ」と直して使い続ける気まんまん。
母親には物を捨てるという概念が希薄だ。希薄というよりもむしろ出来るだけ回避したいと思っているようにも見える。キッチンには通販で購入するも数回しか使ったことのない電気調理器が何種類も転がっているし、電気マッサージ椅子も物置になっている。でも捨てない。
洗濯機についても、私が「最近はドラム式とかあるようだし……」といっても聞き耳は持たず、「とりあえず修理してもらう」の一点張りだった。
メーカーのコールセンターに連絡
ため息をつく私をよそに、母はコールセンターに電話し出張修理を依頼。日程の調整も行っていた。その後のことは私は直接見ていないので正確なことはわからないけれど、
電話して翌々日くらいの朝、下請けだろう修理担当の人がやってきて、洗濯機を見てもらったそうだ。
その結果、無事洗濯機は動くようになったという。
しかも2分位で。
どういうことかというと、この東芝の洗濯機は、一定回数エラーを吐くと「全ランプ点灯の故障信号」を発するのだそうだ。これまでたくさんのエラーを吐き出した実家の洗濯機はまさにその状態。
だから正確に言うと、物理的な故障が起きたわけじゃないということだ。
直すところなんてないんだから二分で正常に動くようになったということ。
すぐに治ったけれども釈然としない……
どうやって正常化させたかは、親がろくに覚えていなかったのでわからないけれども、「なんかボタンを押して、初期化させたみたい」といっていた。そういう初期化のコマンドなのだろう。原理的には、初めのほうで述べた「機械系の故障はだいたい再起動したら治る」というのと変わらないのが、ちょっと笑った。
だから出張費だけで直してもらうことができたそうだ。
とはいえ、これって、東芝のソフトウェア上の設計ミスじゃないのかと思う。
エラーを再び蓄積させれば再現してしまうだろうと思うと、やはり捨てて別の会社のものに買い替えたほうがよかったのではないか。
こう思うのはミニマリストに憧れる業のようなものなのだろうか。捨てたい病のせいだろうか。
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