親戚が物盗られ症候群(認知症初期・中期)になって、余波がこっちにもやってきそう

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親から、「親戚のPさんから『夫が家のモノを盗んで愛人に渡している。それを注意すると怒られる。夫がおかしくなってきた』という電話がかかってきたけどどう思う?」と聞かれた。
いきなりそんなこと言われても事情が全く飲み込めないわけで。
表面的には、「悪い夫だなぁ」というふうにしか取れないけれども、そういう話じゃないようだ。

親から聞くところによると、この親戚のPさん、少し前から「夫が物を盗る」と言っているそうで、いわゆる『物盗られ症候群(認知症初期)』なのだ。
だから、今はその親戚の夫には愛人はいないし、物は家からなくなっていない。
ちなみに、夫に愛人がいるというのも、嫉妬妄想という認知症の症状の一つらしい。



物盗られ症候群の人に対して、「誰も物なんて盗っていない」と否定するのは悪手なのだそうだ。
だから説得は無意味で「はよう医者に診てもらいなはれ」としか言い様がないのだけれども、なかなか本人にそう伝えるのは難しいだろう。

とはいえそうしてもらわねば困る。

物盗られ妄想は、配偶者や直接世話をしている人に対してよく起きるそうなので、私や私の親が対象とされることはないでしょう。
ただ、このPさんは、私の親によく電話してくる。家が近いということもあってよく頼られるのです。
そしてその頼み事の手伝いなどが私の方に回ってきたりする。

医者に見てもらえばすぐ治るという性質でもないけれども、痴呆が進行すると徘徊など、物取られどころではない症状も出かねない。それこそ近所の親(そして私も)はその捜索に駆り出されることだろう。

症状をゆっくり進行させて、その間に寿命が来てくれるのを待つのがベターだろう。
もっとも、世の中そう都合よくいくとは限らない。

静かに時限爆弾がカウントダウンを始めているような嫌な雰囲気が漂っている。
普通のアフィリエイトサイトなら、認知症予防になるというココナッツオイルや酢などの宣伝を入れたくなるところだろうけれど、そんな気分にはならない。




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