瞑想を初めて二週間経過した結果
瞑想が脳に体にいいという話を聞いていたのですが、どうも胡散臭くて手を出していませんでした。
なぜ瞑想を始めたのか
ケリー・マクゴニガル「スタンフォードの自分を変える教室」に瞑想の効果が書いてあったので、一応実験結果は良好そうなのでやってみることにしました。
瞑想は「自己コントロール力」の向上に効果的だそうです。
わたしは人間の能力は結局は自己コントロール力だと思っていたので、それを磨く方法を探していました。
それに一日5分位の瞑想でも効果があるというのですから、忙しくても続けられそうな点も大きな理由です。
どうやって瞑想するのか
やり方は、床にあぐらを組んで姿勢を正して目をつぶる。これだけ。あとは、ゆっくり呼吸をして、呼吸することだけに意識を集中させる。
このとき背中が痒くなったり、足が痛くなったりしても、絶対に動かないようにしています。
人間がコントロールできるのは、思いついたことに対して行動しないという「自由否定」だけです。
雑念が生まれたり、意識が別のところに行くことをコントロールすることはできません（自由意志の不存在）。だから雑念が生まれても気にせず放置します。ただ、雑念にしたがって体を動かすことだけは人間は「否定」できます。これが自由否定であり、自己コントロールです。
なお、目をつぶっている間、時間の感覚がなくなりますのでタイマーを用意したほうがいいでしょう。
二週間やってみた効果は？
瞑想を初めて二週間ですけど、未だにしっくり来る姿勢が見つかりませんので、雑念ばかりでなかなか集中はできません。二度くらいだけ「すごい集中できたっぽい」という感覚はありました。日常生活においては、少し落ち着きが増したような気がします。
貧乏揺すりしたり、髪の毛を触ったりする癖が出ても、すぐに気がついて止められるようになったのは、自己コントロール力が向上した成果かもしれません。まあ、ただのプラシーボ効果だと思うけど。
効果が出ると実験で認められているのは「8週間続けた場合」ということなので、気長にやっていこうと思います。
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