腕時計は残った
腕時計を捨てるべきか残すべきか、というのは断捨離する人にとって結構考えさせる問題だと思います。私の場合は、考えた結果捨てませんでした。
どういうことを念頭に置いて考えればいいのか、ブレインストーミング的に列挙してみました。
要素1:腕時計の現在価値
要素2:メンテナンスの煩雑さの程度
要素3:使用頻度
要素4:職場での必要性
要素5:代替手段の存在
要素6:携帯電話落下のリスクヘッジ
要素7:保管スペース
まず、要素1:腕時計の現在価値
高級ブランド品なら売却するという選択肢もあります。安物なら、捨ててもダメージはないでしょう。
一方問題なのは、中途半端に高い腕時計。
数万円レベルの時計って、迷います。
迷った時は、だいたい「えいやっ」と捨てることも多いのですが、今回は保留しました。
要素2:メンテナンスの煩雑さの程度
高級腕時計は、保管するのにも別のアイテムが必要になります。物が物を呼ぶ感じなので、ミニマリストなら手放すでしょうね。メンテナンスするのにも、専用の職人にしてもらわねばならないので、面倒です。
中級、低級な腕時計は、メンテナンスはほとんど考えなくていいので、手元にあっても構わないでしょう。
要素3:使用頻度
私は日頃から腕時計を身につけているので、使用頻度はかなり高いと言えます。もっとも何も考えずにつけている節もあるので、過去の使用頻度が将来においても参考になるのか微妙なところです。
要素4:職場での必要性
正直なくても問題ないのですが、私にとってはあったほうが便利かな、という状態でした。要素5:代替手段の存在
時間を確認するために腕時計以外の手段はあるかどうか、ですが、他に人がいれば「時間教えてください」と聞けばいいし、いなくても携帯電話を持っているので問題は少なかったです。
逆に、将来携帯電話を処分するかどうかという判断する時に、腕時計を持っているか否かが影響しそうです。
要素6:携帯電話落下のリスクヘッジ
腕時計を身につけていないと自然と携帯電話で確認する頻度が増えます。すると携帯電話を落下させるおそれが増えてきます。
腕時計があるとそういうリスクを減らせるんですね。
要素7;保管スペース
高級腕時計の場合は、先ほども述べたように専用のケースが必要だったりして保管にスペースが必要になります。一方普通の時計の場合は、そういうものも必要でないですので、スペースはあまり取りません。
私の場合も、携帯の充電器の隣にいつもちょこんといるだけです。
結論:捨てない
色々考えた末、腕時計は捨てないことにしました。惰性で身につけているのでは? と思っていましたが、それなりに合理性はありました。
もっとも必要性は実はかなり低いことを考えると、もし故障しても修理にも出さないでしょうし、同程度の腕時計を再度購入することもなさそうです。家電量販店で吊り下げられて売られているような安い腕時計で十分ではないかと思うようになりました。
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